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子猫をお願い (2001)

現代社会で奮闘する5人の女性の夢や恋、挫折、拾った子猫との関係を女性監督チョン・ジェウンが瑞々しく描いて国内外で高い評価を受けた長編デビュー作。2001年韓国女性が選ぶ最高の韓国映画第1位に選ばれ、製作から20年以上経った現在も根強い人気を誇る、すべての映画ファン必見の傑作。第6回釜山国際映画祭で最優秀アジア新人作家賞部門スペシャル・メンション、第22回正隆昌新人女優賞(イ・ヨウォン)、第38回百想芸術大賞最優秀女優賞(ペ・ドゥナ)、新人女優賞(イ・ヨウォン)など数多くの映画賞を受賞した。 インチョンの女子商業高校を卒業して社会に出た5人の親友テヒ、ヘジュ、ジヨン、双子のピリュとオンジュ。学歴社会の韓国で、それぞれ仕事と家族に関する悩みや問題を抱えながら懸命に生き、20歳を過ぎても連絡を取り合ってきた5人。だが、時とともにその友情関係は少しずつ変化し、微妙な溝が生じはじめていた。そんなある日、5人で朝まで飲み明かした翌朝、祖父母と暮らしていたジヨンの住んでいた古い住居が倒壊して祖父母が死亡し、ジヨンは殺害を疑われて少年院に入れられてしまう。テヒはジヨンから預かった飼い猫ティティと共にジヨンの出所を待つのだった…。