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鬼哭 (2003)

誠治と良文は、伊達一家・武藤組の唯一の構成員。組長の武藤を兄とも父とも慕い、3人は固い絆で結ばれているが、伊達一家と日本最大の天道会との間に抗争が勃発したことで、3人の運命は大きく動き始める。軍資金の割り当てを断る代わりに、抗争の最前線に出ることを上部に宣言した武藤を、一計を案じて警察に逮捕させた誠治は「親父に代わって」と次々と天道会に攻撃を掛け戦火を拡大させる。天道会の本気を恐れ弱気になった伊達一家は、事態の終息を図ろうとするが、誠治と良文は制止をきかず、遂には、天道会会長を襲う。天道会幹事長・高坂は、誠治たちを追うべく、行動隊長・時貞を起用。時貞は、冷酷に執拗に誠治たちに迫っていく。良文が殺され、自らも傷ついた誠治は、密かに慕いつづけていた武藤の妻サチエに助けを求める。