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ユンカース・カム・ヒア (1994)

野沢ひろみは小学校6年生の女の子。ただ、家に帰っても両親に会える事はほとんどない。父・新太郎も、母・鈴子も、仕事に追われる毎日で、家にいる時間がとても少ないからだ。それでもひろみが元気でいられるのには理由があった。1匹のシュナウツァー犬が、ずっとそばにいてくれたからだ。しかも人間の言葉をしゃべり、いつも彼女のことを思ってくれるのだから彼は最高のパートナーだった。その犬の名前はユンカース。 ところがある夜、ひろみは両親の離婚の相談を立ち聞きしてしまう。思わぬ事件に動揺する彼女。しかし、両親の気持ちを何とか理解しようとして「寂しい」という一言が、どうしても切り出せない。 そんな時、ユンカースが「ボクは奇跡を三つだけ起こす事ができるんだ」とひろみに告げる。ユンカースの起こす三つの奇跡とは?そしてひろみは無事に幸せを取り戻す事ができるのだろうか?