Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる- (2021)
──ねぇ、君はなにがしたい? “アイドル氷河期”と呼ばれる西暦2034年、国際娯楽指定都市Tokyo-7th。 多くのアイドルやスタジオが“時代遅れ”となり、姿を消していくなか、次世代アイドル劇場型スタジオ『777』(通称・ナナスタ)では、デビューしたばかりのアイドル、「777☆SISTERS」が今日も汗を流していた。 そんなある日、原因不明の機材トラブルが起こり、彼女たちのライブが中止の危機に陥ってしまう。出張中の支配人にかわり、その危機を救ったのは、過去一世を風靡した巨大な箱スタ『HAKKAKU』の支配人「八角コウゾウ」だった。 後日、彼の元を訪ねたハルたちは、滑川コンツェルンからの買収行為により、八角スタジオが閉館の危機に曝されている事を知る。 ライブを行い、客席を満員にすることができれば、資金援助が継続されると聞いたハルたち「777☆SISTERS」は、数々のアイドル、そしてファンとの思い出が詰まった『HAKKAKU』を救うために立ちあがることを決意する。しかし、そんな彼女たちの前に、思わぬ壁が立ちふさがって……。 「誰かの背中を押すために」、12人の少女たちが出した答えとは───。