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カリスマ (1999)

ある青年が人質篭城事件を起こし、その事件を担当した刑事・薮池五郎(役所広司)は犯人と人質を両方死なせてしまい、心に深い傷を負う。上司から休暇を言い渡された薮池は、ある森で不思議な一本の木を見つける。その木は根から毒素を分泌し、周囲の木々を枯らしてしまう奇妙な木で「カリスマ」と呼ばれていた。他の木々を守るためカリスマ伐採を主張する中曽根(大杉漣)達であったが、カリスマを守ろうとする青年・桐山(池内博之)に妨害され、「カリスマ」を巡って住人たちは次第に対立の度を深めていく。