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巨人と玩具 (1958)

開高健の同盟原作小説を、増村保造が映画化した社会派ドラマ。キャラメルを主力商品とするワールド製菓株式会社では、売上の頭打ちに悩んでいた。重役たちはその原因を宣伝効果の不足にあると決め付け、同業他社に抜きん出た宣伝活動を宣伝部に求めた。野心に燃える宣伝課課長の合田(高松英郎)は子供の興味の傾向に注目した豪華景品を企画する。一方、無名の少女・京子(野添ひとみ)をマスコミ人脈を使って有名人にまつりあげたのち商品のイメージキャラクターとしてデビューさせる。京子は宣伝部員・西(川口浩)らの手によってスターダムにのし上って行くのだが…。